職場のメンタルヘルス・マネジメント・セミナー 第3回
		経営者・管理監督者向け セルフケア 開催レポート
		メンタルヘルスセミナーを開催しました!
 今年度も新横浜ウエルネスセンターでは、職場におけるメンタルヘルスをテーマとしてセミナーを開催しました。
		昨年に引き続き、講師の黒木先生が、「職場のメンタルヘルス・マネジメント・セミナー」の全6回を担当いたします。
		今回は第3回のセミナーレポートです。
セミナーレポート
なぜセルフケア?
 第1回、第2回のセミナーは、メンタルヘルス問題に取り組む際の考え方、具体的な手順をテーマにしていました。
		第3回は少し視点を変えて、セルフケアの手法を学びました。
		職場のメンタルヘルスなのに、なぜセルフケア?と思うかもしれません。
		しかし黒木先生曰く、集団を形成するのは個人であり、一人ひとりが良い状態であることが重要なのだそうです。
		メンタルヘルス不調者にだけ対処しても、集団が元気になるとは限らない、とのこと。
 
		ココロのセルフケアの第一歩は、実はカラダのケア
カラダのケアの三本柱はズバリ、睡眠(休息)・食事・運動です。
睡眠(休息)が不足すると……
睡眠不足が続くと、①不安・落ち込みが出やすくなり ②うつ病の発症率が高まり ③作業効率が低下します。
		健康への影響という観点から考えると、5時間未満の睡眠は残業100時間にも相当するのだとか。
睡眠の質を上げるには?
睡眠時間にはなるべく夜10時~朝2時の時間帯を含むようにしましょう。
		20分程度の昼寝を活用するのも効果的です。
		眠気が高まるのは起床後15~6時間なので、その時間までに段々と照明を暗くし、眠る準備を整えるのも一つの方法です。
食事の習慣を振り返る
食事を単に空腹を満たすためのものだと考えていませんか?
		なにを、いつ、どのくらい、どんな気持ちで食べているか振り返り、適正な食事量を意識しましょう。
		食事と食後の体調を観察してみると、相性の悪い食べ物が分かるかも?
運動も大切なセルフケア!
カラダに対する刺激は喜怒哀楽で疲れた脳を回復に役立ち、適度な疲労は深い睡眠をもたらします。
		10分の自転車こぎでその日の気分が改善し、150分×6カ月のウォーキングをすれば脳が若返るという研究結果も!
 
		ストレスと向き合う
ストレスが溢れていれば調子は良くないということ。
		調子が良くないままでは解決する問題も解決しません。
		人間関係や体調が悪化したり、誤った推測や憶測をしてしまったり……。
		問題解決への意欲を空回りさせないためにも、まずは自分のケアを大事にしましょう。
		ストレスは自分のカラダとココロの管理を見直すきっかけとなるサインであり、チャンスかもしれないのです。
 
		セミナーまとめと次回予告
明日から……と言わずその日の夜にでも実践できる内容
 職場のメンタルヘルスを考える上で、もっとも基礎とすべきものはなにか?今回のセミナーはそんなことを考えさせられ、そして納得させられるような内容でした。
		まずは個人の健康を保つこと。
		そのためには食事・睡眠(休息)・運動によるセルフケアを実施すること。
		紹介されたのは日々の生活で取り組めるような方法・考え方で、すぐにでも試してみようという気持ちになるものばかりでした。
 第4回「経営者・管理監督者向け セルフケア(心のケア)」は10月11日に開催されます!
		管理監督者の方が職場をマネジメントするにあたっては、まず自らが健康であることがとても重要です。
		適切なセルフケアの知識を得ることで、心身の状態に対する意識が高まり、自分や部下のささいな不調に気付くことができるようになるはずです。
		もちろん、一般職の方にも役立つ内容になっています。
		病院に行かなくてもできる心のケアについて、次の日からでも実践できる知識を身につけ、心身の不調を予防しましょう!
		1~3回目のセミナーに参加していない方でも、まったく問題なく受講することができます。
		参加費は4,000円と非常にリーズナブルですので、皆様お誘い合わせのうえ、是非お申込み下さい。
